忍者ブログ

主な活動はpixivにて ⇒ http://www.pixiv.net/member.php?id=3066451

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近なかなか面白い質問を受けた
「あなたがどうしても捨てられない
 ずっと本棚にある本はなんですか?」

自分が読む本の参考にしているらしい。
面白いし、興味深い質問だ。

さて、うちの本棚では何かなと考えてみたものの、
小説家なら伊坂幸太郎ですね、という回答しか浮かばなかった。
こちらは一転して、なんとも、面白くない。


最近は仕事の勉強関係でもっぱら図書館に頼っていて
あまり該当するものがないというのは言い訳に過ぎないよなと思う。
ずっと本棚に残っている本、という意味では
伊坂幸太郎を筆頭とする好みの作家の作品から、
売れる本とはという観点で買った特に興味のない作家の本、
知識をつけるために揃えたノンフィクション、
ごく単純に興味のある資料まであるにはあるけれど
「捨てられない」時点まで昇華しているとは言い難い。
その点だけに絞るなら、間違いなく頭の中の奴らのことだなと、
思い至って自嘲するしかなかった。

他の誰かにとっては取るに足らなかろうとなんだろうと
構わないといえるほどに存在は大きいくせに、
吐き出した結果に怯えて引きこもる癖をどうにかしないと
いつまでたっても自分の中だけで捨てられない架空のままだ。
分かっている、自分が悪いんだと自戒するふりをして
膝を抱える日々にもいい加減うんざりだ。


どんな手を使ってでも引きずり出す
そのくらいの決意と持久力をもってして
次は
「お恥ずかしい話ですが」と
彼らを名指しできるくらいにはなりたい。

死ぬまでに。

拍手[1回]

PR
   
Comments
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
Copyright ©  -- defective * region --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]